高断熱の木造住宅にガス式の乾太くんを設置したのでご紹介します。設置場所は洗面所で洗濯機の両サイドに乾太くん用の専用台を置いて、その上に乾太くんを乗せます。乾太くん設置には外壁に排湿管とガス配管を通す穴開け（穿孔）が必要で、その工事過程をまとめました。
乾太くんとは？
リンナイ株式会社が製造するガス乾燥機の製品名です。この製品は、衣類を効率的に乾燥させるための家電で、特に家庭での使用に適しています。
乾太くんの特徴！
- 高効率乾燥: ガスを使用して短時間で衣類を乾かすことができるため、電気乾燥機に比べてエネルギー効率が良いとされています。
- スピーディーな乾燥: ガス乾燥機は、電気乾燥機よりも早く乾燥が完了します。これにより、急いでいるときにも便利です。
- 省エネ設計: ガスを使用するため、電力消費が抑えられ、長期的には電気乾燥機よりもコストパフォーマンスが良い場合があります。
- 使いやすさ: 操作が簡単で、タイマー機能なども充実しているため、乾燥時間の設定が容易です。
洗面所裏、屋外になります。この外壁面に排湿管用90Φとガス配管用60Φの穴を開けます。
外壁の仕上げがハイドロテクトタイルのため、タイル用のダイアモンドホールソーで穿孔します。
排湿管用とガス管用の穴がきれいに開きました。
高断熱住宅のため分厚い断熱材が入っていました。
室内側からは木材用のホールソーで穿孔します。
基礎コンクリート沿いにある既設のガスフレキ管から分岐して、新しいガス配管を洗面所に通します。
住宅の断熱性能に配慮して排湿管の外壁貫通部分に断熱材を巻きます。
60Φで開けた穴にガスコンセントを取り付けます。
お客様のご要望により、アルミフレキ管で構成された排湿管に筒状の断熱材を被せました。
排湿口（ベンドキャップ）にしっかりと防水処理をして屋外工事完了です。
乾太くんを試運転して問題なしです(^^♪
