20年前のヤマハユニットバスのシステムシャワー混合栓の部品交換のご紹介です。
「サーモダイヤルを高温にしてもお湯にならない」とご連絡を頂戴しお伺いしました。
ヤマハさんのオリジナル特殊混合栓(KVK)は部品交換しか対応できないので、古くなったヤマハユニットバスの部品交換は在庫があるうちに早めの交換をおすすめします。

ヤマハユニットバス部品の交換
ヤマハUBのシャワー水栓🔍

ヤマハユニットバスの器具面になります。

シャワー水栓の操作部はカバーに覆われて一体化しております。

一般的な壁付シャワー水栓の交換は安易ですが、このシャワー水栓はユニット型・埋め込み型の水栓の部類に入り、故障すると大変手間がかかります。
また、器具本体の部品があったとしても高額で修理費がかさんでしまいます。

ヤマハユニットバス部品の交換
サーモカートリッジと切替弁

器具本体はすでに生産されていませんでしたが、器具内部の交換部品、切替えレバーKVK(KP719)とサーモカートリッジ(KPS68YA)があったのでよかったです。

  • 切替えレバーKVK(KP719) 7,600円
  • サーモカートリッジ(KPS68YA) 8,800円


ヤマハユニットバス部品の交換
サーモ部の取り外し🔍

モンキーで慎重に外していきます。

樹脂部分の切替えレバーとサーモダイヤルは強く引っ張ると外れます。

ヤマハユニットバス部品の交換
切替弁の取り外し🔍
ヤマハユニットバス部品の交換
取り外し後🔍
ヤマハユニットバス部品の交換
サーモ部と切替弁の取り外し🔍

複雑な構造ではないのですが、ネジ部の金属が癒着して固いのでモンキーの柄をハンマーで叩きながら慎重に外しました。

ヤマハユニットバス部品の交換
部品の交換完了🔍

サーモが働いてお湯が出るようになりました(^^♪