今回ご紹介するのは、キッチン混合栓の給湯側、壁内水漏れ補修工事です。
壁を壊さず、ダイヤモンドコアで既存の継手ごと破壊し貫通させ、外部配管で繋ぎ替えます。
壁を壊さないので最短（半日）で工事は完了しました。
外部の基礎コンクリートが濡れているので見てほしいとご依頼いただきました。
床下収納庫から、床下に入り給湯管（銅管）を確認すると壁内から水が垂れてきており基礎土台が濡れて変色していました。
混合栓を取り外し、水側は異常がないので止水キャップを取り付けます。
お湯側のタイルから出ている継ぎ足し管は、外さずそのままで次の作業に入ります。
ハンマードリルに乾式ダイヤモンドコア３８Φを接続します。
お湯側に乾式コアを被せて、ハンマードリルをゆっくり回転させながら外部まで貫通させます
銅管もコアで切断します。
ダイアモンドコア貫通後になります。
壁の厚み約13ｃｍを貫通しました。
外部から架橋ポリエチレン管13Aを挿入し樹脂管用座付きソケットを取り付けます。
アンカーとビスでしっかりと固定し、座の周りをコーキングします。
外部に出した新しい管を床下まで配管し給湯管に繋ぎ替えます。
新しい混合栓を取り付けて完成です。
