またまた、ヤマハ(現:トクラス)の20年前のユニットバス、ビルトイン水栓の部品交換の依頼がありましたのでご紹介します。
以前にご紹介したヤマハユニットバスとは水栓部の形状はよく似ていますがユニットバスのタイプが少し違うようです。
今回の不具合は、温度調整ハンドルがあつい側に回らなくなりシャワーからお湯が出ない状態なので、サーモカートリッジの交換が必要です。
また、古くなると水が止まらない不具合も多いので切替カートリッジも合わせて交換することになりました。
以前にご紹介したヤマハUB🔍
今回ご紹介するヤマハUB🔍
BUB20A LI-AB🔍
切替レバーハンドル🔍
展開図の赤丸④番の「切替カートリッジ:KPS719B」と⑦番の「サーモカートリッジ:KPS68-YA」を手配します。
サーモカートリッジは以前に交換したヤマハユニットバス水栓部品交換①と同じ部品でした。
切替レバーハンドルの取り外し
切替えレバーハンドルは頭の蓋を外し、レバーを引っ張ると外れます。
切替カート押え🔍
切替カート押えの取り外し🔍
古い切替カートリッジ🔍
取り外した古い切替えカートリッジです。
カートリッジが水栓本体に固着していたのでなかなか外れませんでした。
温度調整部🔍
切替えカートリッジの交換が完了し、次はサーモカートリッジを外して行きます。
温調ハンドルを外すとカート押えが出てくるので、レバーハンドルと同じでモンキーを使い外します。
カート押え🔍
カート押えを外すとサーモカートリッジを外して行きます。
途中で折れたサーモカートリッジ🔍
サーモカートリッジが固着して外れなかったので、手工具を使いカートリッジを少しづつ壊して取り除いて行きます。
※金属に傷を付けないように注意が必要です。
破壊された古いサーモカートリッジ🔍
水質のせいなのか、カートリッジが固着してなかなか外れないケースがあります。
切替カートリッジも同じで、外れない場合は少しづつ壊して取り除くしか方法がございません。
サーモカートリッジを外した本体🔍
11㎝と深くサーモカートリッジが納まっているので、固着して壊して取り除く場合は時間がかかります。
新しいサーモカートリッジ🔍
新しいサーモカートリッジは問題なくきれいに納まりました。
交換工事完了!🔍
交換工事完了です。お湯もしっかりと出るようになり、切替えレバーもスムーズに動くようになりました(;^_^A