マンションのユニットバスからの水漏れで「えっ!?こんなところから水漏れすんのん」って経験したのでご紹介します。
今回、水漏れ補修にお伺いしたのは、築30年のマンションのRC造で、調査にお伺いした際は、階下の洗面所の天井にあるダウンライトの隙間からけっこうな量の水が落ちてきており、洗面所の床が水浸し状態でした。
先ずは浴室の隣の洗面所の配管を疑いましたが、現場の状況からユニットバスに断定し、補修した経緯をご説明していきます。
水漏れしているユニットバス🔍
設置後8年ぐらいのユニットバスで、一見、異常の無いきれいな状態に見えますが、外部では水漏れを起こしています。
階下の洗面所天井スラブ🔍
階下の洗面所のダウンライトを外し天井裏を確認すると、天井スラブから水が落ちてきていました。
水漏れ箇所を特定するにあたり先ずは床、壁を壊さずに安易に確認できることを始めていきます。
浴槽エプロン内部🔍
浴槽のエプロンを外すと給水配管の立上りが出てきます。
その立上り配管の蓋を開けて中を見ると、コンクリートスラブが濡れており、水が壁パネルの上部から落ちてきているのが分かりました。
洋間クローゼット🔍
浴室の隣の部屋が気になり、確認するとやはり壁が濡れていました。
水漏れ箇所を特定するため、クローゼットの壁を開けると、コンクリートスラブに水が溜まっており配管部分から水が流れ落ちていました。
水漏れ箇所🔍
立ち上がり給湯管からシャワー混合水栓に繋がる給湯配管の保温材から水が流れ落ちていたので保温材を剥がすと、写真の赤丸部分から水が噴き出していました。
新しい部品🔍
浴槽、エプロン内部🔍
水漏れしている部品、給湯配管(銅管)を外していきます。
浴槽内部の給湯側のフレキ管を外し、ピンクの固定具を左に回して外します。
シャワー混合栓の取り外し🔍
シャワー混合栓の取り外し後🔍
シャワー混合栓を取り外し、左側のピンクの固定具を左に回して外します。
取り外した給湯配管🔍
穴が開いた銅管🔍
取り外した給湯配管の銅管に小さい穴が開いていました。
新しい部品の取り付け後🔍
新しい部品に立ち上がり給湯管とシャワー混合栓を繋ぎます。
水漏れ工事完了!🔍